草原の四季と生きもの

草原の四季と生きもの


三瓶山の山麓には、東の原、西の原、北の原と呼ばれる草原が広がり、草原特有の動植物がみられます。放牧牛の糞に集まる糞虫のダイコクコガネ、花の蜜を吸うヒョウモンチョウの仲間、ススキの葉で巣をつくるカヤネズミなどの動物が暮らしています。春に花をつけるオキナグサやレンゲツツジは、牛に食べ残されることで三瓶山に残りました。これらの動植物のいくつかは、絶滅危惧種となっています。


4月
オキナグサ
ニオイタチツボスミレ
フデリンドウ
キジムシロ
5月
レンゲツツジ
アヤメ
6月
ウツボグサ
ネジバナ
シモツケ
7月
ユウスゲ
オカトラノオ
カワラナデシコ
8月
キキョウ
オミナエシ
コオニユリ
9月
サワヒヨドリ
ツクシハギ
マツムシソウ
10月
センブリ
リンドウ
ヤマラッキョ
ウメバチソウ
11月