隠岐ユネスコ世界ジオパーク

隠岐ユネスコ世界ジオパーク


隠岐諸島は島根半島から40km~80km北の日本海に浮かぶ島々です。4つの有人島と、約180の無人島からなります。
大陸の一部であった時代をはじめとする様々な時代の地質がみられること、離島であるため独自の生態系をもつことなどの特徴をもっています。2013年9月には、日本国内では6番目となる世界ジオパークに認定されました。

隠岐諸島の成り立ち
隠岐諸島は、ユーラシア大陸の一部であった時代から、湖や海の底の時代、島根半島と陸続きの時代などを経て、現在のすがたになりました。離島という狭い地域の中に様々な時代の地質がみられることは、大きな特徴です。
隠岐諸島が形成されるまでの地史は、大きく4つのステージからなります。



○ジオパークとは?
優れた大地の遺産と美しい自然景観、さまざまな文化をふくめた人々の営みを体験できる場所で、「大地の公園」ともいわれます。ユネスコの支援により、世界ジオパークネットワークが、審査・認定しています。

ローソク島(隠岐の島町)
通天橋(西ノ島町)
赤壁(知夫村)

ステージ1 2億5,500年前~2,600万年前
大陸の一部であった時代
パンゲア超大陸

ステージ2 2,600万年前~1,000万年前
日本列島が大陸から離れていく時代
日本の形成

ステージ3 550万年前~40万年前
火山活動で隠岐諸島が誕生した時代
火山活動

ステージ4 40万年前~現在
島根半島との陸続きを経験した時代
氷河期の隠岐半島